文部科学省の「研究大学強化促進事業」に選定された機関のうち、自然科学研究機構(NINS)
や本学など15機関は、「大学研究力強化ネットワーク」*を形成。6月3日、研究力に特化した国際情報発信のあり方を検討するワークショップを本学研究推進産学官連携機構で開催しました。
本学の山本進一研究担当理事をはじめ、古矢修一研究担当副理事、NINSや神戸大学のリサーチ・アドミニストレーター(URA)ら関係者約20人が参加。NINSの小泉周特任教授と松山桃世特任准教授が、同ネットワークの概要とプロジェクトについて説明し、各機関の参加者が、それぞれの国際情報発信を紹介しました。本学は、佐藤法仁URAが、2012年9月から世界に配信しているWebマガジン「OKAYAMA Univ. e-Bulletin」や国際展示会での取り組みを紹介。成果の測定法やより効果的な情報発信のあり方について、参加者らと熱心に対話を行いました。
本学は、同ネットワークの運営に携わり、タスクフォース(プロジェクトのためのチーム)の一つ、「国際情報発信タスクフォース」の幹事機関を務めています。本学だけでなく、わが国の研究力強化を促進するため、各機関と連携しながら、効果的な研究大学運営のあり方について、国内外に向けて積極的に情報発信を行っていきます。
大学研究力強化ネットワーク*
文部科学省の「研究大学強化促進事業」に採択された22機関を中心に、大学の研究力強化を推進する機関に呼びかけ、2014年4月、賛同を得られた機関で構成された(窓口:NINS)。各大学の個性・特徴を尊重しながら、相互に連携し合えるところは連携を強め、個々の大学の研究力強化につながる活動を行っている。
研究者-URA-事務担当者が緊密に連携し、機関の枠をこえて、大学の研究力強化および支援機能の拡大に関する議論と情報交換を行い、必要な施策について行政等への働きかけも行う。
具体的な取り組みについては、テーマ別のタスクフォースを設置。参加機関間で協議・連携する場としている。
・海外拠点を活用し国際プレゼンス向上・国際連携を促進するためのタスクフォース
・国際情報発信に関するタスクフォース
・URAの人材交流・キャリアパスに関するタスクフォース
・コンプライアンスに関するタスクフォース
【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919
(14.6.18)